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世界の科学者が合意:毎日のアーモンド習慣は心臓、腸、ウエストラインにうれしい効果

最新の研究結果により、毎日アーモンドを食べることが心臓や腸の健康をサポートし、一部の人では 1日50g以上の摂取で軽度の体重減少とも関連することがわかりました。

新たに発表された査読済みのコンセンサス論文では、世界を代表する健康・栄養の専門家チームが約30年分の研究を精査し、「毎日アーモンドを食べることは、心臓の健康、体重管理、そして腸内細菌叢のサポートに役立つ、確かな方法である」という点で一致しました。これらはすべて、心血管代謝健康の重要な構成要素です。

心血管代謝健康とは、心臓や血管からなる心血管系の健康状態と、体が食べ物をどのように消化・代謝するかという働きを含む、全体的な健康指標を指します。

研究結果

研究チームは、毎日アーモンドを食べることで次のような効果が期待できると結論づけています:

  • 心臓の健康に良い影響をもたらす可能性:
    • LDL(悪玉)コレステロールを平均 5.1mg(約5%)低下させる。
    • 拡張期血圧をわずかですが有意に(0.17〜1.3mmHg)低下させる。これらの変化は、心臓に良い他の食品と組み合わせることで、さらに大きな効果につながる可能性がある。
  • 体重増加を引き起こさない。さらに150g以上のアーモンド摂取は、参加者の一部でわずかな体重減少と関連する可能性がある
  • 有益な腸内細菌を増やし、代謝の健康を助ける可能性がある。ただし、この分野は研究がまだ少なく、さらなる調査が必要。
  • 前糖尿病のアジア系インド人において、空腹時血糖値やHbA1cを低下させる可能性がある。**

 

「アーモンドは栄養価の高い食品であり、世界でも最も研究が進んでいる食品の一つです。今回のアーモンドの心血管代謝に関するラウンドテーブルには世界中から研究者が集まり、多様な視点と専門知識を持ち寄りましたが、アーモンドが心血管代謝健康に良い影響をもたらすという点で全員の意見が一致しました。LDLコレステロールの低下や拡張期血圧の軽度な改善、健康的な体重管理のサポート、腸の健康の促進など、いくつかの作用メカニズムが示されています。」
- アダム・ドレノウスキー博士(Dr. Adam Drewnowski)
論文共著者、ワシントン大学 疫学教授

この情報があなたにとって重要な理由

科学者たちは、アーモンドを食べることが、心臓と血管で構成される心血管系や、体が食べ物をどのように代謝するかという代謝機能にどのように影響するか、すなわち心血管代謝健康に注目しました。

証拠を総合した結果、アーモンドは LDLコレステロールや拡張期血圧に良い影響をもたらし、有益な腸内細菌を増やし、体重管理を助け、前糖尿病のアジア系インド人において健康的な血糖値維持をサポートするとの認識で一致しました。

こうした働きは、心臓病や脳卒中、2型糖尿病といった深刻な健康リスクを下げることにつながる可能性があります。アーモンドが心臓にやさしい食生活の中でどのような役割を果たし、糖尿病管理における血糖値のサポートにどのように役立つのか、さらに詳しくご覧ください。

「特筆すべきなのは、公開されている研究で結果が一貫していることです。1日50gのアーモンドを食事に加えても体重は増えず、むしろわずかに減るという報告もあります。その理由(満腹感の向上、消化の働き、腸内細菌叢への影響など)を解明することが、より的確な栄養指針づくりの次のステップとなるでしょう。」
- フランス・ベリスル博士(Dr. France Bellisle)
ラヴァル大学、パリ大学

アーモンドの“唯一無二”の栄養パワー

アーモンドには、心血管代謝の健康に関わるリスク要因を良い方向へ支える、独自の栄養パッケージがあります。1食分(28g)のアーモンドには、6gのたんぱく質、13gの不飽和脂肪(飽和脂肪はわずか1g)、そして4gの食物繊維が含まれており、今回のコンセンサス論文でも心血管代謝健康に役立つ栄養素として特に強調されています。
また、決定的な証拠ではありませんが、飽和脂肪やコレステロールの少ない食事の一部としてアーモンドを含むナッツ類を約43g摂取することが、冠状動脈性心疾患のリスク低下につながる可能性があるという科学的報告もあります。
 

アーモンドを毎日楽しむ方法:

アーモンドは理想的なスナックであり、シリアル、ヨーグルト、サラダのトッピングとしても、カレーや炒め物などの料理に加えるのにもぴったりです。

Frequently Asked Questions About Cardiometabolic Health

  • Cardiometabolic health, a key factor in assessing overall well-being, refers to the overall health of the cardiovascular system (heart and blood vessels) and metabolism (how our bodies digest food).   

  • Maintaining good cardiometabolic health can reduce the risk of developing serious chronic conditions like heart disease, stroke and type 2 diabetes.

    A group of the world’s leading health and nutrition experts reviewed nearly 30 years of research investigating almonds and health. They unanimously concluded that eating almonds daily supports cardiometabolic health. The scientists agreed that almonds may positively impact LDL-cholesterol and diastolic blood pressure, promote beneficial gut bacteria, support weight management, and can help maintain healthy blood sugar in Asian Indians with prediabetes. 

  • Yes! In a consensus paper published in a top nutrition journal, scientists agreed that eating almonds daily is good for our heart, gut and waistline - all of which are components of cardiometabolic health. 

    Scientific evidence also suggests but does not prove that consuming 1.5 ounces (43g) of most nuts, including almonds as part of a diet low in saturated fat and cholesterol may reduce the risk of coronary heart disease. 

    Almonds have a unique nutritional package which positively supports cardiometabolic health risk factors. In a 28g serving (1oz), almonds provide 6g of protein, healthy fats (13g of unsaturated fats and only 1g of saturated fat), and 4g of fiber, nutrients that are specifically called out in a new consensus paper, to benefit cardiometabolic health.  

    To help boost your cardiometabolic health, consider adding a handful or two of almonds to your daily routine or try out one of our recipes here. 

  1. Paula R Trumbo, Jamy Ard, France Bellisle, Adam Drewnowski, Jack A Gilbert, Ronald Kleinman, Anoop Misra, John Sievenpiper, Maha Tahiri, Karol E Watson, James Hill, Perspective: Current Scientific Evidence and Research Strategies in the Role of Almonds in Cardiometabolic Health, Current Developments in Nutrition, Volume 9, Issue 1, 2025,104516, https://doi.org/10.1016/j.cdnut.2024.104516.

 

*科学的根拠は示唆するものの、1日あたり43gのアーモンドを含む多くのナッツ類を、飽和脂肪酸およびコレステロールの摂取を抑えた食事の一部として摂取することで、冠状動脈性心疾患のリスクが低減する可能性があることを必ずしも証明するものではありません。

 

**これらの結果は、ラウンドテーブルに参加した専門家全員の合意によるものですが、同時に、さらなる研究が必要とされる分野もいくつか明らかになりました。専門家たちは、レビュー対象となった多くの研究がサンプルサイズの小ささや、研究間の大きな異質性といった限界を抱えていることを認識しています。なお、今回の科学ラウンドテーブルはカリフォルニア・アーモンド協会(Almond Board of California)より資金提供を受けて実施されました。